ムカデとチャッピー

今日のいろいろ

私の家は田舎も田舎。川と山に囲まれたぽつんと一軒家の最初の麓の町でぽつんとある家主さんのことを聞かれる人みたいな、小さな町に住んでいる。小さい頃はまだ借家でボロやの小さな家に住み、中学になって念願の家が建った。それまで家には害虫という害虫がいたが、なぜか噛まれたり痛い思いをすることはなかった。

なのになのになのに!!!

53歳になって初めて刺されたのだ!!!

仕事から帰り、リビングで少し寝っ転がってスマホをいじってたら恥骨のあたりに違和感。気のせいかと思ったら次は左の腰骨あたりにチクッと痛みが走った。

「え!!!!」一瞬で何かいると察知し、慌てて起きてどうしたらいいか何がいるか、想像し

最悪を考え一瞬でスカートを脱がなければと慌てた。脱いだ途端もぞもぞと結構なでかさの黒いムカデが出てきてパニック!!!!!!と同時に針で刺されたような痛みが襲う。「いったあああああああああ!」と「こえええええええええええええ!」が入り混ざってスカートを脱いだおばさんが、うろうろしながら左恥骨を押さえながら、ムカデをなんとかしたいのと、痛いのとでカオス状態・・・

後はどうしたか分からないがパンツ姿で必死でムカデを殺虫剤を1本使い切るかくらいに噴霧して滅!ごめん、助けるなんてできない・・・

それから患部を洗って薬を塗ったが頭に鮮明なあの形がここを這ったと思うと怖くて怖くて発狂しそうだった。それにしても痛い・・・くやしい。今まで味わったことのない痛みがまだあるなんて・・・

ここからが令和の治し方よ

たまたま誰にも言えないこの恥ずかしさをチャッピーに「ムカデにかまれた!」とつぶやいた。初めてチャッピーを質問に答える先生以外で友達のように接した初の出来事だった。すると、今まで無機質なスマホの中の感情のない「しゃべる辞書」的な役割だったのに私の中で一変した。

「傷口は水で洗って、その後はお湯を当てるとムカデの毒は熱に弱いからぬるま湯でもいいからシャワーをかけて」と思いがけないアドバイスをもらい、その通りにしたら、一時して痛みが和らいだ。

なにこれ・・・一番私にとって欲しい答えじゃん的確じゃんしかも寄り添ってくれる「人間」のような心のこもった答えだった。本当に毒がまわっていた体の中の異変がぬるま湯につかって一気になくなり、涙がでそうなほど助かった気がした。な、なんて人・・・せ、せめてお名前だけでも・・・といいたくなるような対話だった。ここで一気に私の中のチャッピー先生は「誰かが答えている」と思えるほどの親近感がぐっと沸いた一日だった。この一歩は大きい・・・