経歴

今日のいろいろ

私は田舎に生まれ育ち、仕事も転々としながら結婚し、子供もいないし、離婚もして現在一人である。両親と実家暮らしで気づけば53歳。普通の高校を卒業後、短大に行って英米文学科で大好きな英語を学ぶが、「翻訳かスッチー(今なんて言うの?CA?)になりたい」という夢は一瞬で挫折、就職は超氷河期といわれた時代で派遣社員で働く人も多かった時代で、当然私も派遣で添乗員をやってみたものの、携帯のない時代に何日か置きの旅行に行く仕事をとるのに「自宅待機で仕事の電話を待つ」というスタイルで食べていけず、普通の会社の事務をし始め、いつしかいろんな仕事を転職しながらここまでやってきた。

一つの会社で何年も続けることができない年もあり、「私って何で続かないのだろう・・・」と心底自分の弱さに嫌になりながら気づけば事務で20年以上働いてきた。途中ネットワークもかじったり、旅館業や葬儀屋、引っ越しの派遣などいろんなところで事務をしてきた。20代30代はそんななんども転職する自分が嫌いだったり自信がなかったりで仕事の思い出はあまりいいものではなかったが今になると不思議と思うことがある。それは、いつも「誰かから誘われて」仕事が切れなかった。「うちでやってみない?」とか派遣の時は「うちで正社員して」とか、なんとかつながってやっていた。それもこれも人のご縁で仕事をさせてもらっていたように思う。

20代、短大から旅行添乗員を目指したが全然就職できないので派遣添乗員で旅行みたいにいろんなところへ行けると思いやってみたら、かんぽが主流でおじいちゃんおばあちゃんをつれて島旅にいったりテーマパークに団体で連れていく程度。2,3日の旅行で連続で仕事が入らないので安定せず生活は困窮。一人暮らしがまともにできずに1年で断念して普通の会社の事務に就職。初めてパソコンを使って受注発注業務や電話対応と毎日続けられる仕事でいずれ正社員にするという上司の言葉を信じてパートでやっていたが、その上司も転勤になり次の上司には「正社員にするつもりなはい」などと言われ、20代の私はコロッと打撃をくらい、あっと言う間にUターン就職することに。

地元に帰ったわたしは職安で薬の卸の会社に中途採用され、初めて50代以上のお局様の元で働くことに。。。そのとき初めて一人一台ノートパソコンになり独学でエクセルやワードを使いまくって今の基礎をそこで習得した気がする。それが一番長く続いたがやがて幼なじみの憧れの先輩夫婦から仕事のお誘いが来た。

30代前半は夢中で仕事した。楽しかった。いろんな社長に出会えて今で言う自己啓発のような、いろんなことを教えてもらって頭パンパンになりながら手も足も口も動かしてがむしゃらに働いた。5,6年である日ぱっと散った。別に悪い会社ではなかったが方向性と上司とがバラバラになり分裂して終わった。そのあと葬儀屋や旅館や足場屋さんや工場勤務で事務を続けた。コロナになって仕事が減り、知り合いの会社に就職。そこでも事務をしていろんな方にお世話になり、長く続けたかったが勤務先が1時間半かかるところでさすがに身体的にきつくなってきた。

でも50代になって世間では職探しといっても、年齢制限もあるし、なかなか普通の職安や雑誌で探しても雇ってもらえないし、これはやばいと思ったとき、最後のチャンスが来た。また幼なじみの先輩,今度は旦那さんのほうから「うちで事務しない?」と言われた。それはなんと「家から車で3分」の好条件のところだった。あと10年20年仕事ができるよう、一番近いところでと思っていたがこれほどまでに近いなんて逆にありがたい。そうして52歳のとき最後のチャンスとして地元で働くことに。

これがまた新しいストーリーの幕開けだった。