私の人生の中で「死にかけた」と言えばこの話。
他人事のように思っていたがそれは突然やってきた。朝起きていつものように仕事へ行く準備をして朝ご飯を食べて50分車通勤するという一連の流れでいつもの朝を迎えていた。
いつもと違うのは、「これ買ってみたから食べてみる?」と母に差し出されたもの。佃煮瓶より少し小さめの瓶に入った白っぽい固形物。「何コレ?」冷凍に入っていて少し固めのクリームっぽいもの・・・
そのときマイブームだった蜂蜜石けんを九州から取り寄せしていたが、あまりにもリピートしてお得意さんになり、お店の方からお電話で「稀少なものがとれたのでお得意さんから電話していてもしよかったら買ってみませんか?」と直接買った「プロポリス」だった。
ふーん、、、体にいいって聞くけどどうやって食べるのこれ?ローヤルゼリーとか健康志向な時代によくわからんが良さそう系に興味津々の私。母も私も初体験でとりあえず「耳かきですくうくらいでいいらしいよ」と言われたのでとりあえず直になめて試してみることに・・・
時間も時間なのでペロッとなめてそれから「あ、時間だ。行ってきまーす!」と車で自宅をでた。
その後だ。急に咳がでてきて何も思わず車に乗り込むが、止まらない。咳は「こんこん」というかわいらしい咳ではなく、喉の奥の方から突発的に激しく、そして続けて止まらずだんだん激しくなっていった。・・・な、なんだこれ?・・・なにか詰まってるのかな?とまだわからず、運転しながら10分後、止まらないのと呼吸もゼーゼーしてきたのと、通勤ルートの山道の人通りの少なさに「も、もしかして・・このまま咳が止まらず死ぬのかな・・・」と嫌なイメージが・・・意識が遠のくほど呼吸も苦しくなり、ぴーひゅるるるーと息もおかしな音に。。。やばい、とにかく人がいるところまで頑張って運転していかなければ・・・と会社にようやくたどり着いたときにはもう咳をしすぎてげっそり状態に。。。会社のドアをあけてやっと人と対面したとき、「ど、どうしなの?すごいひどい顔・・・」息はヒユーヒュー、咳をしすぎて疲れ切っ顔で来た私を見て同僚が「なぜ来た?」と言わんばかりの症状。とにかく近くの病院へと連れて行かれた。
原因がわからないまま、何がどうなったのか・・・先生に「どうしました?」と言われてもわからず「とりあえず朝何かした?」と聞かれて毎日と違うことといえば「プロポリスを少し食べたけどなにか????」そういった途端、「それ、アナフィラキシーショックね、はい点滴!」
へ・・・・?あ、あなふぃら???なにそれ???当時まだまだ知られていない頃だったので無知なわたしは頭が「はてな?」ぽけーとしてたら「これ、重症だったら死ぬとこなんだよ」と言われて初めて危なかったことに気づく。・・・・ど、どうりで苦しいと思った。。。点滴だけで症状が落ち着いたのでよかったが、次に蜂に刺されると本当にやばい。。。
家に帰って心配していた母に原因が「プロポリス」だったことで顔が青ざめて・・・そうだよね。。。健康にいいと聞いて買ったのに己の娘を殺すところだったなんてそりゃびっっくりするよね・・・ま、まああのくらいの量でよかったよ・・・世の中もっと身近なものでアナフィラキシーショックになる方もいる中、まだプロポリスはいろんなものに入っているというものではないが、のど飴とか人からもらったりするものに入っているかもだから気をつけないといけないが、生まれて初めての「体がうけつけない」ものを知った、体験だった。一体プロポリスって。。。何???健康食品としてのイメージだけど食べてみないとわからない個人差もあるので一概にいいとはいえない、本当に試さないと自分の体にあうかどうかわからないからこればかりはいつも「死なない程度」にファーストバイトは気をつけることにしている。


