私のもう一人の「男友達」、カネオ君はこれまた気づいたら年をとっても相変わらず遊びに付き合ってくれるいいやつだ。高校はクラス別であまり話した記憶はなかったが、卒業してからのほうが遊んでいた。それぞれ結婚したがお互い離婚して、今は何の気なしにどっちからともなく「映画行こう」とか「ランチ行こう」とか遊んでいる。
まあこれでいつも言われるのが「結婚すれば?」「まだ結婚してないの?」と同級生にからかわれる始末。そりゃ気は使わなくてもいいし楽だけれども、なんでしょう「恋愛」にはならない。もう歳だからから結婚がただ単にめんどくさい。遊びたいときに遊んで会わないときは全く会わない。これくらいの距離のほうがいい気もするのであえてこの感覚を楽しんでいる。
そんな遊び友達カネオ君は、「少し天然」。お互いそうだけど夫婦みたいな関係だから会話も何十年連れ添った感じになる。
この前も「ねえ聞いてよ~、こないだ会社の人たちと忘年会に行ってさーコース料理が遅くて、バイトの子も全然なってなくてさー支払いの時「領収ください」って言ったら宛名を聞かれたから「(株)〇〇で」って言ったのよ、そしたら「・・・・・・はい?」って!!首傾げてその2文字よ!「すみません聞こえなかったのでもう一度お名前聞いていいですか?」でええんよ、聞き方がわからないと態度悪く見えちゃってなんかびっくりしたわー」って話したら、
カネオ君:「俺はまず名刺をだすね、出さなかったの?それが礼儀と思ってるから」
わたし:は、はい・・・・・?
(私の心の声:あ、あのね、、、そりゃそうだけどなぜ名刺を出さなかったか?じゃなくてそうじゃないんよ、そうじゃなくて名刺がないときに口頭で言ったとするやん、その時にお客さんに首かしげて「・・・はい?」って、その一言でいいのか?って話なんよ)
カネオ君:名刺を出すと漢字もわかるし間違いなくお互いスムーズだから
わたし:待って待って!そうじゃない!そうじゃないんよ!そうじゃなくてそりゃそうなんだけど、は?はあああ?私が悪いってこと???名刺を出さなかったのが????そうじゃなくてね
ただ聞いてほしかった話を急に「自分のいたらなさ」に向けられたようでだんだん腹が立ってきて
わたし?違う違う!「どうしたらよかったか」の答えを求めたわけじゃなくて・・私が名刺を持ってなかったのが悪いとかじゃなくて、名刺を持ってても持ってなくても「はい?」っていう言い方!それも別に態度悪いとかも言ってないただ今の若者とわたしたちが若いころのものの言い方の教育がこんなにやわくなってきた、それでそれをとがめることもできない時代に嘆いているわけよ、とがめてないけどなんかそれでいいのか日本人ってクールな若者に憂いているわけよ・・・むかむか・・・・・と怒りがこみあげていった言葉が
私を正さないでええええええええええ!!!!!!!!

ドライブ中の助手席で20年来の嫁が叫んでいるシチュエーション・・・・聞いてほしかっただけなんよ、答えは求めてないのよ、どうしたらいいかではない、ただただ「ふーんそれはいけんかったねえええ」でよかったのにこの馬鹿旦那めーーーー・・・・という典型的な連れ添った夫婦感・・・はっとして運転している彼を見ると・・・ひいてる・・・・・・やばい・・・嫁感出しすぎた・・・あまり連れ添った友達も「いい距離感」を持たないとお互い傷つけることを知った日。ごめんね・・・カネオ君


