相方はイケメンパスタ屋?

ひと図鑑

私には「親友」と呼べる男友達がいる。高校3年で同じクラスになり、かれこれ37年の付き合いになるやつがいる。はじめの第一印象は最悪。友達のSちゃんと付き合っているというデマが広がり、私のSちゃんの彼氏になろうという馬鹿もんという敵対意識から始まり、席が隣になったときには「お笑いのライバル」としてこいつより私の方が面白いんじゃと負けん気だしたり、時には「恋愛のよき相談相手」として青春時代を過ごした。

卒業後は、私は短大、彼は海外に行き・・・と離れたときもあったが、そのときも手紙や日本で流行っている曲を送ったり帰ってきたときは遊んだりしてお互いの生活が変わるなかでもやりとりは変わらなかった。

彼が東京で就職して、お互い彼氏や彼女ができたときも会わせたり、彼の東京の友達が遊びに来たときも地元の友達として遊んだりと彼を中心に輪が広がった。彼女と結婚したとき親戚の結婚式と被ってでられなかったのが唯一の後悔。東京から地元に帰り、パスタ屋として夫婦二人でオープンさせたときも手伝いに行ったり、子供が生まれたときは身内のように喜んでおちびちゃんを子守する、わたしの役目も「相方」から「乳母」として変わってきた。

パスタ屋も地元に根付く人気店となり、そのおちびちゃんももう小5。

37年来の友達ってなかなか大切だと思う。なぜこんなに気が合うのか。。。ふと考えてみると笑いのツボが一緒なのかなと思う。よく私たちはプチ同窓会をする。あのときの仲間と出会って話せるのは本当に心地よい。仕事関係でもなく、損得勘定のない間柄というのは腹を割って話せるしいつの時代でも思い出して笑える。そんなときよく彼と被ることがある。それは誰かと話しているとき、思うことやつっこむセリフが「一言一句」一緒になる!笑突っ込むタイミングも、面白いと思うところも同じなことが多く、これが一番居心地がいいんだろうなと思う。

よく「男女の友達はない」というが、私には「ある」。というか、男より「友達でいたいからそんな気に、ならないようにしてきた」のかもしれない。男女になるより友達で末永くおもしろおかしく、お互いの人生に寄り添っていきたい一人なのである。

気づけば53歳・・・いつのまにかおじさんおばさんになっちゃったね笑。彼の行動力とユーモアのセンス、人を繋げる和の心、サービス精神たっぷりな愉快な男よ、これからも末永く楽しもうぜ。